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やはり関東馬の躍進があった2015年


2015年の中央競馬が全日程終了した。最終週は、阪神Cをロサギガンティアが、ホープフルSもハートレーが、そして有馬記念もゴールドアクターと全て関東馬が勝利を掴み、そして年末最後の東京大賞典も、人気の関西馬2頭をよそにサウンドトゥルーが快勝、 展開が嵌ったと思われそうだが、これはまさに実力で獲ったタイトル、永く言われてきた「西高東低」も漸く崩しつつある。
その中心的厩舎が、2015年のリーディングトレーナーをブッチ切りで手中にした堀厩舎。しかも22馬房、それも3月までは20馬房でのことで、その内容の濃さは恐るべし。そして、この堀厩舎の活躍により、美浦全体が牽引され、非常に良いムードになり、それが成績として出ていると思われる。
この堀厩舎、決して素材の良い馬、走る馬を預かっているから成績が良いと言う訳ではない。普通の厩舎では仕上げられるのかどうか、危ぶまれる様な馬でも競走馬に仕上げ、そして成績を出している。今年の活躍馬であるドゥラメンテにしてもモーリスにしても、あれだけ気性の激しい馬をコントロールできる様に調教する技術は、他には無いノウハウと言えるだろう。そして、そのノウハウが美浦を中心に拡がっていけば、必然的に関東馬の成績が上がって行く事になる。今の関東馬はまさにそれだろう。そして、その勢いに引っ張られる様に、全体の成績も上がってきているようだ。こうなってくると、「関西の方が勝てる」と栗東を中心に所有馬を預けていた馬主も、少しずつ関東に預ける様になってくるだろう。実はこれが、競馬界の発展に大きく影響してくることになる。その理由はまたの機会に…。

それでは、良いお年をお迎えください。


名前の出せない元JRA調教師

名前は出せないが父も調教師だった競馬一家。幼少期から身近に馬がいる環境で育ち、サークル内の表も裏も見てきた人物。現役当時、ココと決めたレースに向けた勝負仕上げには定評があり、若い調教師の兄貴分的な存在でもあった。今でも後輩調教師が教えを請いに訪れてくるという。昭和の時代の美浦トレセン開業当時も知る一人、「美浦で知らないことはない」という自他ともに認める美浦トレセンの生き証人でもある。現在もサークル内に非常に近い立場でその手腕を振るっており、現代競馬の事情や実情を、ある意味現役の調教師以上に知る人物でもある。



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