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新規調教師


先日、新規調教師試験の合格発表があった。本来なら父邦彦氏の定年に合わせて開業したかったであろう幸四郎が、漸く受かり晴れて調教師となる。
同じ武でも英智の方は、とにかく勉強熱心で試験でも抜群の成績を収めていたという。 関係筋の間では「幸四郎はともかく武英は絶対イイ調教師になる」と言われている。開業が楽しみだ。
この他、安田隆行厩舎出身の二人、片や安田隆行師の息子で現厩舎の右腕的存在、片や現高柳瑞樹師の弟、ロードカナロア・カレンチャンが居た厩舎全盛期を担ってきた人材、これも開業が本当に楽しみ。
さらに、現役最年少となる31歳での合格、開業となる田中博康は、なんと一発目で受かったらしい。これも開業後、どんなことになるのか注目している。

一言、調教師と言っても、昔とは違って今は本当に大変。金銭的な面はもちろん、昔は鶴の一声だったものが、今はスタッフとのコミュニケーション能力も必要、さらに馬主・育成牧場・生産牧場などとの折衝もあり、営業力まで問われる事に。個人経営の会社を立ち上げるようなものだ。
実際、資金的にも、先立つモノで2000万円ほど(馬具や備品、そして馬房の前家賃など…)必要と言われており、また時間も必要で、準備期間は最低でも半年はいると言われている。
そう考えると、先日急遽開業した杉山師や寺島師は、準備期間はあったにしろ、急遽の前倒しスタートなだけに、そうとう厳しい思いをしただろう。勝ち鞍を挙げているだけでも大したものだ。

近年、個性的なジョッキーや厩舎が減って来ているが、今回合格した調教師はみな個性的な面を感じられる。もちろん幸四郎も然りだ。近い内に、その個性的な厩舎同士の熾烈な戦いが見られそうだ。


名前の出せない元JRA調教師

名前は出せないが父も調教師だった競馬一家。幼少期から身近に馬がいる環境で育ち、サークル内の表も裏も見てきた人物。現役当時、ココと決めたレースに向けた勝負仕上げには定評があり、若い調教師の兄貴分的な存在でもあった。今でも後輩調教師が教えを請いに訪れてくるという。昭和の時代の美浦トレセン開業当時も知る一人、「美浦で知らないことはない」という自他ともに認める美浦トレセンの生き証人でもある。現在もサークル内に非常に近い立場でその手腕を振るっており、現代競馬の事情や実情を、ある意味現役の調教師以上に知る人物でもある。



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