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毎日王冠 この組から次に狙ってみたい馬は……


3連休の先週、東京競馬場で第68回毎日王冠が行われました。
数あるGⅡの中でもひときわ豪華なメンバーが揃うこのレース。出走頭数は12頭と多くはないものの、今年もGI馬5頭が出走してきました。

そんなハイレベルなメンバーで1番人気に支持されたのがソウルスターリング。
今年のオークス馬とはいえ夏を越して久しぶりのレースに臨む3歳牝馬が強豪牡馬を押しのけての単勝2.0倍とは、53キロの斤量も後押ししたのかもしれませんが、ファンの“怪物娘”に対する期待がいかに大きいかが分かります。

逃げ馬不在のこのレースでソウルスターリングは、スタートがそれほど良くなかったにもかかわらず、1枠1番に入っていたことにより押し出されるようにして先頭に立ちます。
鞍上のルメール騎手はメンバー構成を踏まえ、揉まれないようにスムーズな競馬をするにはどうしたらよいか考えた結果、あの形にしたのだと思います。

折り合い良くスローペースに落として好感触でレースを進めていきましたが、直線に向くとすでに脚いろはいっぱいいっぱい。道中で脚をためることができなかったのでしょうか。

初めて逃げたせいか、前に馬がいないことでフワフワとした感じで走っているように見えました。最後までそんな走りだったので、実力は出し切れていないと思います。一度競馬を使ったことで、おそらく次はガラッと変わるのではないかと期待しています。

優勝は3番人気リアルスティール。
鞍上デムーロ騎手が選んだのは中団の位置、スローな流れだったので直線に入ったときのポジションでは本来なら間に合わないはずが間に合わなくても不思議ないところですが、ジョッキーがGOサインを出すとものすごい勢いで伸びてきました。
クラシック3冠を含め3歳時のレースでは2着が多かったため勝ちきれないイメージがありますが、常に上位争いをしていることからも分かるように能力は相当なもの。今回はその力が存分に発揮されたレースでした。

しかし、いくら能力が高い馬でも2月の中山記念以来のレースで十分なパフォーマンスができるかというと、そう簡単ではありません。調子が良かったのはもちろんでしょうが、持っている力を引き出す騎手の技量もさすがです。デムーロ騎手の騎乗技術を見せられてしまったら、自分がオーナーならぜひ乗ってもらいたいと思うでしょうね。

それだけの信頼を得るために騎手はそれぞれ努力するわけですが、感性や身体能力、判断力など、もともとの資質に個人差があるのですぐに身につくものではありません。だからこそ数少ない一流ジョッキーと呼ばれる騎手が他とは一線を画す活躍ができるのだと思います。

2着は5番人気サトノアラジン。
後方からレースを進め直線は外に出して勝ち馬を追いかけるように伸びてきました。上がりはメンバー最速32.6秒。距離延長に上手く対応できていたし、何よりレースの内容が大変よく、GI馬として立派な走りを見せてくれました。次走でも狙ってみたいですね。



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