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報道される前のリーディング争い


11月に入り今年の競馬も残すところ7週半、リーディング争いが報道されるのは12月に入ってからだが、意識している厩舎や騎手は今の時点から、「1勝の重み」を感じ駆け引きしている。特に厩舎は、1頭の馬が年内で使えるのは2回程度、無理すれば3・4回使えるかも知れないが、勝てるデキをキープするのは至難だろう。そう、12月から攻勢を懸けても時既に遅しという事になる。まして紛れる中山、重い馬場の阪神よりは、大箱東京、軽い馬場の京都の方が計算はしやすい。

今年日本ダービーを制した藤沢和雄厩舎も、この東京・京都開催に入ってから9勝、その内7勝が東京開催でのもの。堀厩舎も7勝を挙げているが、その全てが東京。現在関東リーディングトップの国枝厩舎も、この開催で7勝と健闘、その内3勝が新潟でのもので、前述2厩舎とは違うスタイル、積極的に裏開催へも出向いており、これが12月に入ってどう出るか注目でもある。

関西も熾烈な争いだが、トップを走る池江厩舎よりも2位藤原英昭厩舎に勢いがある。手駒的にも有利に映るところがあるので、あとはジョッキーを確保できるかが勝負の別れ目になりそうだ。

ジョッキーリーディングの方はどうやらルメールが一歩リード。この後のラインナップもノーザンFに優先的に乗れるとなればかなり有利。とにかくソツが無くミスが少ない。となると、騎乗馬の質を考えれば勝率も高くなると言うモノ。全盛期の武豊の様な存在になるかも知れない。

追う戸崎圭太、関東馬主体でもあり厳しい戦いを強いられるが、最近は裏開催へも積極的に遠征している。実よりも数を取りに行っているのだろう。その努力が実れば、逆転はあるかも知れない。

この時期ならではの見方を変えた競馬観、馬券の思考もそれを優先すると意外と簡単な高配当にめぐり合えることもある。報道される前のリーディング争い、是非注目して頂きたい。


名前の出せない元JRA調教師

名前は出せないが父も調教師だった競馬一家。幼少期から身近に馬がいる環境で育ち、サークル内の表も裏も見てきた人物。現役当時、ココと決めたレースに向けた勝負仕上げには定評があり、若い調教師の兄貴分的な存在でもあった。今でも後輩調教師が教えを請いに訪れてくるという。昭和の時代の美浦トレセン開業当時も知る一人、「美浦で知らないことはない」という自他ともに認める美浦トレセンの生き証人でもある。現在もサークル内に非常に近い立場でその手腕を振るっており、現代競馬の事情や実情を、ある意味現役の調教師以上に知る人物でもある。



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