平日コンテンツ

フローラS 勝ち馬の強さがただただ目立った一戦


G1レースがない先週日曜日、京都競馬場では安田記念の優先出走権が与えられるG2第49回読売マイラーズカップが、そして東京競馬場ではオークストライアルのG2サンスポ賞フローラステークスが行われました。

フローラSは昨年まで3着馬までに与えられていたオークス優先出走権が2着までに変更され、収得賞金と出走権のバランス等の意味からも、とてもシンプルでわかりやすい選考方法となりました。


優勝は重賞初挑戦ながら1番人気に支持されたサトノワルキューレ
このフローラSでは、どのジョッキーも距離を意識してのものなのか前半はかなり大事に乗っている様子がうかがえました。したがってペースは上がらずにスローな流れ。
その中でサトノワルキューレは最後方にポジションをとりレースを進めました。

鞍上のデムーロ騎手はデビュー戦から乗り続けて馬の力をよく理解しているようで、直線の長い府中向きと話していたとおり、末脚は凄まじいものでした。

デムーロ騎手はレース中、ペースによって、どんなところからも動ける度胸があります。
大阪杯のスワーヴリチャードのときは正にその度胸があらわれた騎乗で、流れを読み切って自ら動き、勝利をものにしました。今回はそのときのようにペースが遅かったのですが直線までじっと我慢。よほど馬の能力を知り尽くしていなければ絶対にできない騎乗です。

父ディープインパクト譲りの末脚を、オークスの大舞台でまた爆発させることができるか。
また1頭、期待の逸材があらわれました。


2着は13番人気パイオニアバイオ
前走、未勝利戦を勝ったばかりで人気はありませんが、これまでの成績は〔1.4.1.2〕と2着が多く全て4着以内の堅実なもの、ただしオークス出走のために必要な条件を考えるとこのトライアルレースで権利を得る以外にありません。大きな大きな意味を持つ2着でした。

府中の芝2000mのスタート地点は外枠不利といわれますが、8枠15番に入ったパイオニアバイオはものともせず、好スタートから二の脚を使って前に取りつき、ゴチャつかずスムーズに良い位置取りができました。ペースも緩めで、柴田善騎手がベテランらしく上手く流れに乗って馬をリズム良く走らせていました。

母アニメイトバイオは2歳の阪神JFから牝馬3冠レース全てに出走し、その時代の競馬を盛り立ててくれた馬。母と同じ厩舎で母と同じオークスに出る。長く競馬ファンをしている人は若馬たちのレースを見ると、その父馬や母馬の思い出・ドラマがよみがえり、懐かしさとともに新しい夢も膨らんで声援にいっそうの力が入るのではないでしょうか。


3着は5番人気ノームコア
これも2着馬同様に大外枠からスムーズに前に取りつけたことが好結果を生みました。


しかしあらためて前残りの展開だったのだと感じるこのレース。それを直線だけでごぼう抜きして勝ったサトノワルキューレの強さが際立ちました。



Copyright © 2006 WORLD, Inc All Rights Reserved.
このサイトに掲載の記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。すべての著作権はWorldに帰属します。

前のページへ戻る

PAGE TOP