平日コンテンツ

NHKマイルC おめでとう!自らの“手腕”で獲った初の中央GI勝利


ゴールデンウィーク最終日の日曜日、府中競馬5週連続G1開催の第一弾、第23回NHKマイルカップが東京競馬場で行われました。


まずは人気を集めて大敗した馬たちについて。

高速傾向の馬場状態もあってか、これまでの競馬ぶりから好位で流れに乗りそうなタワーオブロンドンが1番人気、逃げると思われたテトラドラクマが3番人気と、それぞれ上位人気に支持されていましたが、いずれも12・14着と2ケタ着順に終わりました。

タワーオブロンドンはスタートで躓いたらしく好位をとれずに後手後手に。
直線でも窮屈なところに入って身動きがとれず、能力を出し切れないままにレースが終わってしまった感じでした。

すでに重賞を2勝しG1朝日杯3着と、実績はもちろん前走の内容も申し分なし、鞍上はデビューからずっとコンビを組んできた一流ジョッキー・ルメール騎手。レース前の不安要素は皆無のようにも思えるほどでしたが、いざ競馬となると何が起こるかわかりません。今回のような大敗のあとは、どのような走りをしてくれるのかが重要。次走も注目したいと思います。

テトラドラクマは予想通りの流れを作って平均ペースで進み、田辺騎手も理想的な乗り方ができていると思いましたが、残り200mあたりから踏ん張れずに失速してしまいました。まだ若い牝馬、G1の大舞台で心身にプレッシャーを受けながら長い直線で粘りきるのは少しきつかったかもしれませんね。


優勝は6番人気ケイアイノーテック
鞍上の藤岡佑騎手は騎乗86回目にして初めての中央G1勝利。

先代より長く続くケイアイの冠で有名な亀田オーナーもG1初勝利で、この馬に携わる多くの人にとって一生忘れられない素晴らしいレース、最高の一日となりました。

レースは、スタートでほどほどに出していくも出脚がつかずに後方2番手の位置から。
決して流れが向いていたとは言えませんが、鞍上が腹をくくってあの位置で脚をためることに専念したことが功を奏し最後、あれだけの脚が使えたのだと思います。

勝因として大きかったのが、早めに仕掛け始めて追い出しているところでしょう。
この馬はエンジンのかかりが遅め、ただしスピードに乗ってしまえば最後までずっと良い脚を使えるタイプ。そうした特長を生かした鞍上のファインプレーだったと思います。


2着にはギベオン
道中は好位グループを見る形で追走し、直線ではインを突くというデムーロ騎手の完璧なレース運び、にもかかわらず負けてしまうのだから勝った馬を褒めるしかありません。終わってみればディープインパクト産駒のワンツーでしたね。



Copyright © 2006 WORLD, Inc All Rights Reserved.
このサイトに掲載の記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。すべての著作権はWorldに帰属します。

前のページへ戻る

PAGE TOP