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今年は近年では最もチャンスなのでは…!?


今年も日本ダービーが間近に迫った。毎年言われる事だが「今年は誰が勝つのか…」と囁かれている。
栄えある今年のダービー出走予定馬・騎手の中で、既に日本ダービーを勝った事のあるジョッキーは、複数回勝っているユタカ、ノリをはじめ、ヤスナリ、内田博、ユウガ、ケンイチ、そして外国人のミルコとルメール。日本ダービーを制している調教師は、やはり複数回勝利を飾っている松田国英師をはじめ、池江泰寿師、藤原英昭師、友道康夫師、矢作芳人師、そして昨年悲願を達成した藤沢和雄師。

昔からサークル内で言われている事だが、ダービーを勝った事の無い騎手・調教師よりも、勝った事のある者の方が「勝っている分のアドバンテージ」がある。やはりホースマンの夢であるダービー制覇、勝った事があればそこまでプレッシャーにはならないが、勝っていない者にとって、まして思いが強ければ強いほど、そして有力馬であればあるほど、よりプレッシャーになり勝ちにくくなる。
再三人気馬で挑み、2着も複数回あるほど苦渋を味わっているユーイチやマサヨシがなかなか勝てないのも、そういうところにあるのだろう。

今年もユーイチには、どうもそんな雰囲気がある。手綱を取るワグネリアンは、決め手勝負の東京コースの舞台は臨むところ。ただ、ここまでのレース振りを見ていると、ここも大事に乗ってしまうイメージだ。2着はあるかも知れないが、勝つには今までとは違う「何か」を見出す必要があるだろう。極端な話をすれば、逃げてしまうのもひとつの手。ただこの大舞台で、負けたら批判されるだけに、まして初めてのダービーが掛かって逃げて大敗したキングヘイロー、そんな冒険は出来ないだろう。しかし昨年のルメールも、負ければ批判されるであろうあそこで動かなければ勝てなかったはず。みなが特に勝ちたいダービーだからこそ、「賭け」に出る者も多く、ソツなく乗っていては勝ちにくいというものだろう。

対してマサヨシは、サンデーサイレンスのファーストクロップであるホッカイルソーでの挑戦から、22年連続で参戦していたものの、昨年はプリンシパルSで2着に敗れ、僅かのところで参戦が叶わず連続出場が途絶えた。
しかし、この一年の空白が逆にプラスに働いている気がしてならない。連続で挑戦していると、前記通り気持ちがより強くなり過ぎ、それこそディーマジェスティの時は、日本ダービーは1番人気の勝率が高いことからか、マスコミには強気一辺倒、1番人気にして下さいアピールを強く打ち出し、鬼気迫る雰囲気だった。ああなると勝てるものも勝てなくなるというもの。まあフェノーメノ、イスラボニータの後なのでその気持ちもわからないでも無いが…

しかし、一年空いたことで吹っ切れスイッチも切れ、フラットに戻った様にうかがえる。
また、手綱を取るのは昨年悲願を達成した藤沢和雄師の管理馬、師とは仲の良いゴルフ仲間らしいので、プレシャーもより和らぐことだろう。もちろん、既に日本ダービーを勝っているジョッキーにはアドバンテージはあるのだが、人気も手頃なはずで、意外と今年はマサヨシにとって近年で最もチャンスなのではと思っている。



名前の出せない元JRA調教師

名前は出せないが父も調教師だった競馬一家。幼少期から身近に馬がいる環境で育ち、サークル内の表も裏も見てきた人物。現役当時、ココと決めたレースに向けた勝負仕上げには定評があり、若い調教師の兄貴分的な存在でもあった。今でも後輩調教師が教えを請いに訪れてくるという。昭和の時代の美浦トレセン開業当時も知る一人、「美浦で知らないことはない」という自他ともに認める美浦トレセンの生き証人でもある。現在もサークル内に非常に近い立場でその手腕を振るっており、現代競馬の事情や実情を、ある意味現役の調教師以上に知る人物でもある。



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