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ヴィクトリアM まさにドンピシャ!
ジュールポレールが初のGI制覇


東京競馬場で行われた牝馬のG1レース、第13回ヴィクトリアマイル。
当日はパンパンの馬場状態でしたが昼ごろから雨が降り出して、レース発走の時点では稍重の発表となりました。

それでも勝ち時計は1分32秒3秒の高速決着。
1ハロン目は12.4秒、以降は全て11秒台となかなかのペース。
クッションがきいて走りやすい馬場になっていたのかもしれません。


僕が最も注目していたのは、名手・武豊騎手騎乗の1番人気馬リスグラシューでしたがハナ差の2着。
中団のやや後ろで折り合い待機しつつ追走、ただ8枠16番が影響したのか内に入ることができず結果的にこの距離ロスが響いた感じです。

負けたといっても、1番人気馬らしいレース内容でその強さを十分に見せつけてくれました。
上がり3ハロン32.9秒というメンバー中で唯一の32秒台の脚は見ものでしたね。

もちろん馬の能力の高さもありますが、やはりここまでの時計を出すためには、道中で余計な動きやプレッシャーを馬に与えないよう乗ることが何より重要。それができる武騎手の技術にはいつも感心させられます。


優勝は8番人気ジュールポレール
重賞勝利はこれが初めてながら、昨年のヴィクトリアマイルも7番人気で3着に好走しており、リスグラシュー同様この馬もデビューから今までに掲示板を外したことが1回(ともに昨年のエリザベス女王杯)しかない実力馬です。

最後に必ず良い脚を使ってくれると馬に対して全幅の信頼を寄せる鞍上の幸騎手は、2枠4番に入りながらも、あえてインに執着はせず、むしろ最後の脚を引き出すためには包まれたり前が壁になることを避けたかったようで、やや外目に出して追走していました。

最後の直線で伸びかけたときに前を塞がれないよう、前もって進路を確保する騎乗でした。
追い出すタイミングもジャスト。あれが少しでも遅かったならば、前の馬を抜けずに、かつ後ろからも差されて3着になっていたかもしれません。

前を捕らえて2着馬の追い上げをハナ差しのぐ。幸騎手がベストなタイミングで追い出せたからこそ掴めた勝利だと思います。

幸騎手も25年目、42歳のベテランになりましたが彼の印象は昔と全く変わりません。
甘くて優しそうな外見と穏やかな話し方、実際に会っても全く嫌味がなくナチュラルな雰囲気で、同性から見ても格好良いと思います。騎乗スタイルも強引さや雑なところがなく、見ていてとてもスマートです。彼みたいなジョッキーが勝つのは嬉しいことです。


3着は7番人気レッドアヴァンセ
好位の内々でロスなく立ち回り、直線では先頭に立つ場面もあり惜しい3着でした。

ただ北村友騎手にとっては作戦どおりのレース運びができたのでは。馬も思ったとおりの力を出してくれて、人馬ともに大変良い内容だったと思います。



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