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函館スプリントS 池添騎手はテン乗りながら文句なしの組み立て


先週から北海道シリーズが始まりました。
函館競馬場ではサマースプリントシリーズ初戦・第25回函館スプリントステークスが行われ、3番人気セイウンコウセイが優勝。昨年1番人気で4着に敗れたレースを今回制して、見事1年3か月ぶりの勝利を飾りました。


レースは1枠1番の最内枠を生かし、好スタートを決めたあとはハナを主張して先頭で進め、前半3ハロンが33.1秒という速い流れでありながらも最後まで耐えてハナ差のゴール。
開幕週の良い状態の馬場だったことが、このラップを踏んでもバテなかった理由のひとつでしょう。

何といっても昨年春にG1高松宮記念を制している馬なので地力はあって当然。
鞍上の池添騎手は初めての騎乗ですが、これまで一流馬に数多く乗ってきた彼ほどのベテランジョッキーならば馬の能力や状態、脚の使い方などを見極めるのは得意なはず。

もともと逃げ・先行のレースが多くはありますが絶対に逃げなければならないというほどハナにこだわる馬ではありません。それでも今回は1番枠を引いた時点で、何はさておき逃げることを優先して想定していたと思います。

そしてこの馬なら凌ぎきれると考えたでしょう。そのとおり馬の状態も良く馬場も良好、G1馬が力を出し切って勝つという文句なしのレース内容でした。この先も好走の期待が高まりますね。


2着に人気薄10番人気ヒルノデイバローが入りました。
2年半近く前に1600万下を勝ちオープンクラスに上がって以降は勝ち星から遠ざかっていますが、2着は数回ある上に7歳になった現在も重賞・オープンレースで堅実に走ってくれる何とも頼もしいタイプの馬です。

今回のレースは5・6番手を追走し前の手応えを見る形で騎乗。四位騎手はレースがしやすく、冷静な気持ちで乗れたのではないでしょうか。

直線に向くと、速いペースが影響し前にいる馬たちが伸びあぐねる中を、外から上がり33.9秒の脚を使って鋭く差してきて、最後僅かに届かなかったものの2着に好走。
前々で上手に流れに乗せた四位騎手のレースの組み立てがさすがと思いました。


3着に1番人気ナックビーナス
重賞勝ちこそないものの前走・高松宮記念で3着、前々走G3オーシャンS2着など近走の成績と調子は出走メンバーの中で最も良く、この函館SSで初重賞制覇が期待されましたが3着まで。道中は3番手に位置し直線で追ってくるも前を捕らえることができず、外からヒルノデイバローに差されてしまいました。

着差はハナ・クビとほんの少しですが、これが決め手の差なのでしょう。レースの内容は良く、力は十分に出せたと思うし、三浦騎手も1番人気馬らしく堂々と、正攻法で騎乗していた印象でした。



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