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函館記念 三者三様、上位3頭の鞍上に見せ場がありました


前週の七夕記念に続くサマー2000シリーズの2戦目、第54回函館記念が行われました。

優勝は5番人気エアアンセム
2歳時には新馬戦~ホープフルSを連勝し期待された素質馬ですが、その後は故障もあり順調に出走することが難しく、準オープンなどで常に上位の人気を得て好走を続けるも気づけば7歳に。しかしその7歳になった今年の3月、2年9か月ぶりの勝利をあげると以降も好調を維持し、とうとう今回、重賞初制覇を果たしました。


レースは前半1000M通過が1分03秒、良馬場であることを考えると遅い流れ。結果的に1~3着馬は、いずれも好位グループに位置した馬ばかりになりました。

優勝したエアアンセムの鞍上・藤岡佑騎手は、スタートから意識して前めのポジションを取りに行き、6番枠からインにもぐり込んで距離ロスを抑える乗り方をしていました。

前に3頭置いてそれらを見る形でレースを進め、3コーナーあたりから前方の馬の手応えが怪しくなってきたのを確かめると、すぐにその馬の外側へ出していって、前が詰まってしまうのを防ぎました。

もしもインに執着して動かずにいたら、あれほど3~4コーナーをスムーズには回ってこれなかったでしょう。この判断が良かったですね。

直線に向くと力強く伸びて、後続を振り切りゴール。快勝です。鞍上の適切な判断、軽妙な手綱さばきが光りました。



2着は7番人気サクラアンプルール
勝ち馬の直後を終始追走し、流れに乗って脚をためるレース運びができました。


好走の要因としては、勝ち馬の後ろにポジションを取ったことが大きいと思います。エアアンセムに進路を確保してもらった形ではありますが、田辺騎手の騎乗も良かった。1列後ろで追走した、その位置取りの差がそのままゴールでの半馬身の差でしょう。

勝ち馬と遜色ない走りでした。7歳でトップハンデ57.5キロを背負っていたことを考えると、やはり馬の底力を感じます。



3着には13番人気エテルナミノル
ゲートの難がある馬、14番枠に入ったこのレースでは最後から2番目にゲートイン。

これは、さすが四位騎手ですね。
なるべくゲートイン~スタートが切られるまでの時間を短くするためにギリギリのタイミングで入れようとして、大外の馬がゲートに入る直前まで待って入れていました。


ゲートの出が悪い馬は、ゲートの中で左右どちらかに体重をかけて寄り掛かったり、後ろに重心を置いてしまい出遅れたり。中でスタートを待つ時間が長ければ長いほど、そうなりやすいものです。それを避けるための四位騎手の作戦、上手くいきました。

もともと重賞の愛知杯を勝っている馬なので力はあります。スタートを工夫し、その能力を存分に出し切った鞍上の積極的な乗り方が、好結果につながったのでしょう。



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