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キーンランドC モレイラ騎手の凄まじさが詰まった1鞍でした


先週の土日は札幌競馬場で2018ワールドオールスタージョッキーズが開催されました。

個人戦はJRA選抜のC.ルメール騎手が優勝し、チーム対抗戦はJRA選抜チームがWAS(外国・地方競馬騎手)選抜に勝利。ルメール騎手・武騎手・デムーロ騎手の個人戦上位のJRA騎手3名は乗り慣れているホームの利もあるでしょうが、名手らしい腕を存分に披露してくれました。


日曜日に札幌競馬場で行われたG3・第13回キーンランドカップも、多くの一流ジョッキーが集まり、大変見ごたえのあるレースとなりました。

1番人気はモレイラ騎手騎乗のナックビーナス

前々走の高松宮記念で3着、前走の函館SSが3着と重賞での好走はもちろん、今回は鞍上にモレイラ騎手を迎えたことで、この馬のまた違った特長を引き出してくれるのではないかという期待はしていましたが、果たして結果はその期待通り。


その勝因はスタートのひと言に尽きます。

タイミングが合い抜群のスタート、そこから仕掛けて、ハナは絶対に譲らないとの意思を見せたために他のジョッキーが行くに行けなくなってしまい、ナックビーナスのマイペースに持ち込むことができました。前半からずっと楽々と走れたおかげで、最後も余裕をもってのゴール。鞍上の腕が光りましたね。

この馬は先頭に立つと気を抜くところがあるらしいのですが、そんなことはまるで感じさせませんでした。これもモレイラ騎手の騎乗技術ゆえでしょう。


手綱を短めに持ち、ハミを緩ませない。かと言って強い“アタリ”ではなく絶妙なコンタクトで馬を導いていきます。

直線に入って追い出すときもハミは緩むことなく、常にきっちりとハミを噛ませて馬に気を抜かせない。

鞍上の騎乗姿勢も低く、追っているときのバランスも見事です。



これでは馬が一生懸命に走るのは当然、それがよく理解できる乗り方でした。



人気馬に騎乗する機会が多く、そのため勝利数も多くて当たり前と思われるかもしれませんが、これだけ勝ち星をあげられるのは、やはり確かな騎乗技術があってこそ。その腕を知っているから有力馬への騎乗依頼が後を絶たないわけです。外国のジョッキーの技術を日本で見られるのはとても嬉しいこと。堪能させていただきました。



2着に4番人気ダノンスマッシュ

鞍上の北村友騎手は土曜日に小倉で騎乗したあと、わざわざ札幌まで遠征してきました。

それだけ乗りたいと思わせる手応えを感じていたのでしょう。

勝ち馬を見ながらの絶好のポジションからレースを進め、かなり理想的な走りができたのではないでしょうか。最後はナックビーナスを捕まえるどころか少し離されてしまい、2着に敗れましたが仕方ありません。今後につながる収穫の多い内容だったと思います。



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