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スプリンターズS ファインニードルは文句なしの走り


秋のG1戦線、開幕。先週は中山競馬場で第52回スプリンターズSが行われました。


中心はやはり、前走のG2セントウルSを連覇し勢いに乗るファインニードル
当日は稍重の馬場発表でしたが、最近ずっと続いた降雨のため馬場はかなり水分を含み、走るのに力を必要とする状態になっていました。

こういう馬場になるとレースは比較的、前残りの展開になりがちです。
しかしファインニードルの場合は、いつも通りの位置取りで競馬ができれば馬場状態やペースがどうあれ、大きな不安はないはずと思って見ていました。

レーススタート後、鞍上の川田騎手は中団で待機。
馬の手応えはあまり良いとは言えず、これは下(馬場)が緩いとどうしてもそうなってしまいやすいとはいえ、レースを進めながら川田騎手も多少ヒヤヒヤした気持ちでいたことでしょう。その後、直線に向いて追い出しを始めてもなかなか差が詰まっていかなかったのですが、伸びはじめると勢いが加速しゴール寸前にラブカンプーを捕らえてクビ差で勝利。


通ったコースが良かったのも大きいですね。
川田騎手がこの馬場でも終始冷静な騎乗に徹し、スムーズに進路を取れる的確なコース取りをしたのが勝利の一因。あとはやはり馬の能力が全てでしょう。前残りの展開でファインニードル一頭だけ脚いろが違って見えました。馬場のせいで100%の力は出せなかったかもしれませんが、強さを感じさせるには十分な内容でした。

高松宮記念に続いてのG1勝利、短距離王として文句なしの走りを見せてくれました。


2着は11番人気ラブカンプー
前走のセントウルSと同じくファインニードルとのワンツーでした。

レースではダッシュ良くスタート、2番手につけて追走。
前半600Mは33.0秒と昨年や一昨年と比較しても速い流れのレースになり、上がりがかかっていながらラブカンプーが2着に好走したのは、他の馬も緩い馬場のせいで前半に体力を奪われてしまい、最後の直線で脚いろが同じになってしまったからでしょう。ラブカンプーが湿った馬場を苦にしないタイプだったのも幸いし、前につけてそのまま粘り切りました。

和田騎手の、馬の持ち味を生かす騎乗が見事でした。これからも短距離重賞で活躍が期待できそうです。


3着も人気薄、13番人気ラインスピリットが入りました。ラブカンプーの後ろで流れに乗り、直線でしぶとく伸びて見せ場を作りました。
最内1枠1番のメリットを最大限に引き出す武騎手の乗り方が最高でした。



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