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毎日王冠 マジックマンの判断力が光りましたね


先週の3日間開催、東京競馬場では日曜日にG2第69回毎日王冠が行われました。

紅一点アエロリットが1番人気に支持されましたね。

昨年のNHKマイルC優勝、前走の安田記念2着などG1で上位にくる力があり、またその実績はもちろんのこと今回最も魅力を感じたのは、鞍上がモレイラ騎手という点でした。一流ジョッキーが力のある馬でどんな乗り方をするのか、期待を込めて見ていました。

「レースで逃げるつもりはなかった」と後にモレイラ騎手が語っていましたが、好スタートを決めてダッシュも良かったために一頭だけ抜け出てしまった感じ。

鞍上としてはハナに行きたい馬がいれば、すんなりと行かせてあげる構えでいたところ他馬が競ってくることもなく、そのまま先頭でレースを進めることになりました。

ここまでが僅か一ハロンほどの間の出来事だったのですが、これが馬にとってはラクなレースとなり、結果的に大きく影響したのだと思います。


開幕週の良馬場で1000M通過が59.0秒。逃げようと決めてアクセルをふかして前に出していったわけではなく、無理なく自然にゲートを出て、そのままゆったりとした流れが作れたおかげで、アエロリットが体力を十分に温存できるペースで進めることができました。

もともと能力が高い馬が好スタートを決めた時点で勝率がグンと上がりましたが、やはりレース前半の無理のない流れを作る乗り方が一番の勝因ではないでしょうか。

8月に札幌で行われたG3キーンランドCでナックビーナスを勝利へと導いたときの騎乗とよく似ていました。開催地や距離が違っても、勝ちパターンというか勝つときの流れというものをよくわかっているのが、さすがだと思います。


2着は3番人気ステルヴィオ
レースは中団で待機しつつ追走、最後の直線ではメンバー最速の上がり33.2秒の鋭い脚を使い追い込んできましたがペースが緩かった分、前を捕らえるまでは至らず2着まで。鞍上のルメール騎手はあの位置で馬に我慢させるしかなく、この結果は仕方ないところでしょう。馬の能力の高さを知らしめるには十分なレース内容でした。

夏を越してさらに成長しているこの3歳馬が、次はどんな走りを見せてくれるのか楽しみです。


3着に6番人気キセキ
川田騎手の、逃げたアエロリットをピタリとマークする騎乗が好走の要因でしょう。本命馬がマークできるポジションにいることによって、レースの流れを掴みやすくなるし、鞍上としては乗りやすくなります。

春の2戦はいずれも上位人気に支持されながらの完敗。今回はファンの皆さんも懐疑的に見ていたということが人気に表れましたが、厩舎サイドがしっかりと立て直してきましたね。昨年の菊花賞馬の能力、その一端を見せてくれました。



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