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チャンピオンズC 完勝のルヴァンス してやったりのウェスタールンド


12月に入り、今年の競馬もあと1週を残すところとなりました。

先週は中京競馬場でダートG1レース、第19回チャンピオンズカップが行われました。


単勝1.9倍の断然人気に支持されたルヴァンスレーヴ

7戦6勝2着1回というほぼパーフェクトな成績を誇りすでにG1級勝利は3勝、今回も、過去に騎乗した6戦全てで勝利したM.デムーロ騎手が手綱をとるとあって、3歳馬ながら圧倒的人気を得ることになりました。

これまでは出遅れもありゲートを不安視する声もありましたが、このレースでは素晴らしい発馬を見せ、内枠から逃げ馬の後ろにスッとつけて、そこまでの動きも無理することなく馬なりの自然な状態。前半で力を無駄に使わず、好位を追走できました。

鞍上も馬の力には絶対的な信頼を寄せているのか、身動き一つせずに淡々としたレース運びをして、4コーナーを回り逃げ馬の内か外かに十分な間隔ができるのを待ち、そのスペースを見つけた瞬間にゴーサイン。あっという間に抜け出して余裕を持ってレースレコードタイ記録でゴール。

前週の3歳牝馬アーモンドアイ同様、また桁外れの強さを持つ3歳馬が並みいる実績馬たちを打ち破り、チャンピオンに輝きました。

ルヴァンスレーヴがこの先どれだけ成長し活躍するのか、ダート界の若き王者から目が離せません。


2着は8番人気ウェスタールンド

未勝利戦で2着が多く(5回)エリートとは言い難い戦績かもしれませんが、6歳になった今年に入り順調に2勝をあげてオープン入りすると、前々走では重賞で2着の好走。状態は好調そのものといった感じです。

レースでは最後方のポジションを選択し、道中はひとつ前の馬から離れて追走しました。

騎手がレースでこのような状況になると、若干不安になって馬に気合いを入れ、馬群から離されないよう乗るものですが、藤岡佑騎手の騎乗には焦りは見られず、後半勝負に賭けると腹をくくって乗っていたようでした。おそらく末脚にも自信があったのでしょう。


好走の要因としては、これは僕の書かせて頂いている各方面のコラムでもお伝えしていた事ですが、3~4コーナーのコース取りが考えられます。

最内をロスなく回って4コーナーから直線に向くとき、瞬く間に馬群の中団あたりに取りつきました。中京コースは改装して直線こそ長くなったものの、コーナー自体は以前の状態とさほど変わっておらず今もコーナリングが多少きついコースです。仕掛けだすタイミングが3コーナーあたりとして、皆が一斉に動き出すと、4コーナーでは遠心力で膨れてしまいます。藤岡佑騎手はそこを狙い突っ込んできたところが、さすが中京競馬場での騎乗に慣れている関西のジョッキーらしいと感じました。

上がり3Fの34.4秒という時計はダート1800m戦での最速だそう。こんな良い脚が使える馬は大きな競馬場で思う存分走るのが向いているかもしれません。



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