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大阪杯 次走以降が特に楽しみなのはこの馬です


先週は阪神競馬場で第63回大阪杯が行われ、G1馬8頭を含む実績ある牡馬14頭が揃い、この春の中距離G1に挑みました。


優勝は9番人気アルアイン。2017年皐月賞以来およそ2年ぶりの勝利です。

2年間未勝利とはいえ皐月賞以降これまでG1レースに6回、G2レースは4回出走し3着以内が5度、それ以外もほぼ全て掲示板に載る成績なのは、さすがの地力。9番人気だったのは、抜群の安定感はあってもなかなか勝ちきれずにいたため対抗としてはともかく本命視されるまでには至らなかったからでしょう。

レースはスタートからスムーズに好位につけて、3枠3番の好枠もあり内側のとても良いポジションで進めることができました。折り合いがそう難しくないタイプなので鞍上の北村友騎手も乗りやすかったのではないでしょうか。

馬場状態は良、ただし降雨の影響で思いのほか力が要る馬場になり、アルアインには願ってもない条件。この馬の場合、決め手勝負のレースになると少々の割引が必要かもしれませんが、この大阪杯ではそういう展開にはならず、流れはスローに落ち着いて前々の競馬になりました。ここまで北村友騎手がじつに上手なレース運びをして、直線でも最後まで脚をもたせ他馬の猛追をしのぎきりゴール。

彼は毎年のように重賞を勝っていますがG1はこれが初勝利。アルアインを久々に勝たせてあげることは何より嬉しかったでしょうし、自身も大きなレースを勝てて最高の気分だと思います。これを機に更なる飛躍をしてくれるのではないでしょうか。


2着は2番人気キセキ。このアルアインと同世代の菊花賞馬も、一昨年の菊花賞以降は勝てていませんが、ここ数戦は戦法を変えてG1でも上位2・3着にくる好成績をあげていました。

昨秋からずっとコンビを組んで今回も騎乗の川田騎手が、積極的な乗り方をして馬にレースのやり方を教えていったのでしょう。キセキのようにすでにG1を勝った実績があると、こういう乗り方をして、こういうレースをすれば好走する、という揺るがない事実があるので、以前と戦法を変えてレースに臨むのは大変に勇気が要ることです。

しかし川田騎手は馬との相性も良さそうで気性や走り方など全てを手の内に入れており、息の合ったレースをしてくれます。このコンビが大舞台で勝利をつかむ日は近そうです。


3着に昨年のダービー馬、4番人気ワグネリアン
中団の内々でレースを進めましたが、流れが緩かったのもあり福永騎手が少し折り合いに苦労していた感じで、ハミをガッチリ取ってしまいなかなか抜けない状態に陥っていました。この手間取る時間がなくなるか、少しでも早く馬の気持ちがおさまってくれればリズム良くスムーズな追走ができて直線での脚がもっと使えるはずです。

展開が向かないわりにはクビ・クビ差の3着、それも昨年9月から半年ぶりの実戦で鞍上が大事に乗っていたように見えたことから、むしろワグネリアンの底力をあらためて感じさせられるレース内容でした。次走はもっと状態が良くなっていると思うので期待したいですし、どこに使うかも興味深いですね。



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