平日コンテンツ

皐月賞 折り合い自在でダービーでも楽しみです


先週は中山競馬場でクラシック第2弾、第79回皐月賞が行われました。

平成最後の皐月賞を制したのは1番人気馬、サートゥルナーリア

暮れの2歳GⅠホープフルSに続いてのGⅠ連勝、これで無敗の4連勝となりました。


有力馬の多くが内側の枠番を引き当てる中、この馬だけが6枠12番の外寄りを引いたため、レースでは外を回され多少の不利を受けてしまうかもしれないと思いましたが、鞍上のルメール騎手がうまく立ち回りました。

道中は中団よりやや前めで追走、前を行く馬の動き、そして内側にいる人気上位馬たちを見ながらレースを進めると、他の有力馬が内側で動くに動けない状態を見計らい、仕掛けどころから先に動きはじめました。

この馬の兄弟たちは折り合いに苦労する気性が見られましたがサートゥルナーリアは折り合いを心配することなく乗りやすそうな感じなので鞍上も自由自在に手綱を操れるのでしょう。手綱からの手応えがよほど良かったのか、ルメール騎手も自信たっぷりに乗っていたように見えました。距離も問題なさそうなので次走ダービーでも楽しみです。

鞍上のルメール騎手は前週の桜花賞に続くクラシック制覇、さすがのレース運びでした。


2着は4番人気ヴェロックス

川田騎手が好位の内側で折り合いよくレースを進め、上手にリードしていました。

直線がそれほど長くない中山のコース、どう乗れば勝負になるかわかっている乗り方でした。最後の直線でルメール騎手の斜行により被害を受け、敗れたのはさぞかし悔しいことと思います。それでも勝ち馬からアタマ差の2着を死守できたのは底力ゆえ。1800mと2000mをそれぞれ3戦し〔3.2.0.1〕と掲示板を外すことの無い安定感抜群の走りは頼もしく、この先も世代を引っ張っていく1頭になりそうです。


3着に3番人気ダノンキングリー

前走の共同通信杯でGⅠ馬アドマイヤマーズを破り無敗の3連勝を果たした馬が大舞台でもその高い能力を見せてくれました。

内ラチから離れることなく最短距離で馬を導き、勝負をかけた乗り方。鞍上の戸崎騎手は、おそらく枠番が決まったときから考えてレース前からこう乗ると決めていたのではないでしょうか。その場の流れに乗って自然と通れるようなコースではありません。馬の力を最大限まで引き出して、あとは鞍上の腕により“いかにして勝つか”という点を考えつくしたレース運びでした。


朝日杯FS優勝馬アドマイヤマーズは4着。

1枠1番の最内枠という良い枠でしたが、それが逆に動くに動けない位置となってしまい仕掛けが遅れたように見えました。ただ負け方として、たとえ仕掛けが遅れたとしても追い込んで接戦になっていれば、あそこで仕掛けさえ遅くならなければ、と悔やむこともできるのですが、結果として3着馬に2馬身の着差が開いたことから、末脚勝負になったときに分が悪いタイプなのかもしれません。次走はNHKマイルCが濃厚らしく、距離短縮はこの馬にとっては大幅なプラス材料なのであらためて期待したいと思います。



Copyright © 2006 WORLD, Inc All Rights Reserved.
このサイトに掲載の記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。すべての著作権はWorldに帰属します。

前のページへ戻る

PAGE TOP