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【金鯱賞】スワーヴリチャード 強敵ねじ伏せた ミルコも成長を実感

 直線の攻防を制したスワーヴリチャード(左)

 「金鯱賞・G2」(11日、中京)

 好位を進んだスワーヴリチャードが、逃げ粘るサトノノブレスを差し切って1番人気に応えた。重賞3勝目を挙げると同時に、大阪杯(4月1日・阪神)への優先出走権を獲得。待望のG1奪取へ、大きく前進した。8番人気のサトノノブレスが2着。昨秋の凱旋門賞15着以来となった2番人気サトノダイヤモンドは、3着に終わったものの復活への兆しを見せた。

 アルゼンチン共和国杯Vの勢いで挑んだ昨年暮れの有馬記念。4着に甘んじたスワーヴリチャードが、2カ月半の休養を経て再び始動。粘りに粘るサトノノブレスとの攻防を制し、2年前の有馬記念馬サトノダイヤモンドを3着に封じ込めた。

 「素晴らしい。初めて乗った時から、すごくいい馬だと思っていました。強いです」とM・デムーロは笑顔。「有馬記念のように、外々を回るのは嫌でした。前へ行った方がいい。そう思いました。体も成長しているし、最後もすごくいい脚を使ってくれた」。有馬記念での敗戦を糧に、名手は勇気を持ってレースを動かした。

 1000メートル通過が63秒0。明らかに流れは緩やかだ。大外枠からの発進で前に壁をつくるのが難しく、どうしても力みがちに。それでも相棒への信頼が揺らぐことはなかった。3番手から2番手へと自然体でポジションをアップ。直線へ向くとひと呼吸入れてタメをつくった。鞍上の頭脳プレーも光った。

 庄野師も愛馬の成長ぶりにうれしそうだ。「胸前の筋肉が盛り上がり、プラス10キロでしたが、太くは感じなかった。力通りに走れてホッとした。今年は、何とかG1タイトルを獲らせてあげたい」。ビッグタイトル獲得に期待感をにじませた。

 桶狭間での貴重な勝利を胸に、仁川の大阪杯へ。充実期を迎えた昨年のダービー2着馬が、桜舞う阪神でいよいよ頂点に立つ。


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