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【セントウルS】タワーオブロンドンVで逆転夏王者!スプリンターズS鞍上は浜中へ

 アッと言う間に突き抜けたタワーオブロンドン(左)=撮影・石湯恒介

 「セントウルS・G2」(8日、阪神)

 秋風が背中を押したか、東西ともに驚がくのレコード決着となった。セントウルSはタワーオブロンドン(1番人気)が、中団から鮮やかに差し切って快勝。1分6秒7のコース&レースレコードをたたき出し、逆転でサマースプリント王者に輝いた。一方、京成杯AHはトロワゼトワル(4番人気)が、影をも踏ませぬ逃走で1分30秒3の日本レコードを刻み、重賞初制覇を果たした。

 夏の暑さが残る仁川で、1番人気のタワーオブロンドンが圧巻のV。02年の当レースでビリーヴが記録したコースレコードを0秒4更新する、1分6秒7のコース&レースレコードで重賞4勝目を飾った。これでシリーズ得点も21ポイントに到達。見事逆転で夏のスプリント王者に輝いた。

 道中は中団で待機。直線に入り、エンジンがかかると矢のように鋭伸。残り200メートル付近で先行勢をまるごと抜き去ると、ノーステッキのまま3馬身差の快勝を収めた。右手でガッツポーズを繰り出して検量室に引き揚げたルメールは「カンペキ!!」と喜び爆発。「めっちゃ強かった。直線で勝つ自信があったし、能力を発揮した。ボディとか脚がスプリントっぽくなった。G1ホースがいる中で楽勝だったし、もっとやれる馬だと思う」と改めてポテンシャルを確信した様子だ。

 藤沢和師は「阪神ではいい競馬をしているからね。大きい馬だったので(休み明けを)一回使ったことが良かった。東京新聞杯(5着)後にクリストフが千二を使いたいと言っていた。彼の言う通りだったのかなと思う」と笑顔。乗り役の進言がスプリンターへの道を切り開いた。

 次走はもちろんスプリンターズS(29日・中山)。ルメールは僚馬グランアレグリアに騎乗するため鞍上は未定だが「浜中に依頼はしています」と師は見通しを語った。夏の終わりに誕生した短距離界のニュースターが、勢いのままに秋の大舞台で躍動する。


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